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KADOKAWA、タイの出版最大手と合弁会社設立

KADOKAWAは、タイの総合出版最大手であるアマリン・プリンティング・アンド・パブリッシング(Amarin)と合弁会社カドカワ・アマリンを設立すると発表した。

タイの出版市場はASEAN最大となる1000億円を超えており、ライトノベルやコミックなどの日本コンテンツが順調に成長していることが設立の理由。設立後は、Amarinの製造・物流インフラや販売網等を最大限活用し、デジタル市場の拡大を見据えた電子書籍等のプラットフォーム整備を進める。

KADOKAWAはシンガポールにある100%子会社のカドカワ・ホールディングス・アジア(KHA)を通じて出資する。出資額は不明。株式保有比率はKHAが49%、Amarinが46%、三菱東京UFJ銀行のタイ法人バンコクBTMUが5%。

Amarinは書籍・雑誌などを手掛けるタイ最大の総合出版社で、出版印刷・取次事業や全国に約200店舗の書店網をグループ内に有しているほか、オンライン書店としても国内最大手。

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