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今年4月でBRT廃止、利用者伸び悩み

 バンコク都は、バンコク都内の高速輸送バス(BRT)を今年4月末で廃止することを決定した。

 BRTとは、道路に専用レーンを設置し、その中をバスが運行するもので、渋滞に関係なく時間通りに目的地に着くことができることから、BTSと同じく市民の足として定着することを期待して導入されたものの、専用レーンに一般車両が侵入するケースが相次ぎ、時間通りの運行が出来なくなり利用者の減少が続いていた。

 そのため毎年約2億バーツの赤字が出ており、それを負担する都としても継続か廃止か決断を迫られていた。

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