タイ工業省工場局（ＤＩＷ）は、今年１～８月の工場の新規操業および拡張申請件数が前年比４．４％減の３２９８件となり、投資総額は同１２．８％減の２９８０億バーツとなったと発表した。

タイ地元紙によると、同局モンコン局長は、申請件数などの下落の理由について、輸出先の経済状況の悪化により、受注が減少しており、企業の投資意欲が落ちているためと語っている。

また毎年年末にかけて申請件数が増加する傾向にあることから、今年の申請件数は５０００－６０００件、投資総額は６０００億バーツと前年と同水準に達すると予想している。