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日本製車両導入のパープルライン利用者少なく、関係機関が緊急会議

 丸紅と東芝が出資する共同事業体が建設したバンコク都内北部と隣県のノンタブリーを結ぶ都市鉄道パープルラインが、想定を大幅に下回る利用者数となっているようだ。

 タイ地元紙によると、当初1日約7万3000人の利用者数を想定していたが、現在1日約2万人の利用者しかいないそう。

 これを受け、タイ国高速鉄道公社(MRTA)は関係機関と緊急会議を開き、乗車賃や隣接する駐車場の値下げを行い、利用者増に繋げる考えのようだ。

 バンコク側の終着駅であるタオプーン駅から一番近い駅であるMRTバーンスー駅は約1キロほど離れており、シャトルバスなどで対応している。これが想定利用者数を大幅に下回っている理由と見られている。

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