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タイ南部の大洪水、被害額は約220億バーツ

タイ南部各地で連日の大雨によって大規模な洪水が発生し100万人を超える被災者が出ているが、大学の調査機関はこの洪水による被害額を約220億バーツと試算している。

タイ商工会議所大学(UTCC)の経済ビジネス予測センター(CEBF)は、農業関連で約81億バーツ、工業などで約110億バーツ、インフラ関連で約35億バーツの被害が出ているとし、対GDP比で約0.1%程度としている。このことから今年のGDP成長率見通しについて、当初のプラス3.6%からプラス3.5%に引き下げたそう。

この洪水は南部12県にわたって発生しており、特に被害が大きいナコーンシータンマラート県では空港が冠水し、今日まで全便欠航となっている。

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