世界でも有数の渋滞都市となっているバンコク首都圏の渋滞緩和策として、ラッシュアワー時のみ一部地域に通行税をかけるよう渋滞対策委員会が訴えている。

　タイ地元紙によると、国家改革運動国会・道路上安全改革運動委員会のセーリー氏は、以前の調査でバンコク首都圏の登録車両数に対して道路面積が、諸外国の都市に比べて圧倒的に少ないことが渋滞の原因になっているとし、ラッシュアワー時に限り一部地域に通行税をかけるなど対策が必要としている。これらの対策案については、９月中にも本会議へ提出する方針としている。

　この渋滞による経済への影響は計り知れないとし、この問題は一刻も早く解決しなければならないと語った。